午前四時の針入り水晶
くりっくくらっく
春とか夏とか、生きてるものに触れるとその反対に壊れてしまう死に物なので
生だとか性だとかそういうものは死だとか思だとかに転換されていくのであって
そういったものにあてられて というか
砕けてしまうので
届かないもの、重ならないもの、あぁ自分は違うものなんだなぁって
落差を感じるのであった
そういう感情を持つのも、そういう感情をもたれるのも平等に恐怖であって
「あぁ、あぁ、生きている、このひとは、このひとは、いきている、”僕と違って”」
障子戸の向こう側からひっそり覗く感じの
怖がっているくせに、知ることをやめられない感じの
同じものでありたいけど、同じものであれないけど
悲鳴を上げても喉を潰しても僕はここにいなければ
でもどうしようもなく怖い
違和感
どうして通じないのか って思えていた頃はとてもとても息苦しくて生き苦しくて
ああ通じないのだ と思ってからは少し楽で少し悲しくて
こうであれ、といわれ こうでなくてはならない、としているうちに僕は亡くなり
ついには僕の背後で僕を操るものとなり
僕が人形で僕が人形を動かしていて
いったいどこにいるのでしょう と
ただ怖い
壊されるのが怖いのか
壊れることが怖いのか
あるいは壊すことも怖くって
僕のイメヱジは色のない崩壊に彩られているのであった
それでも僕は触れるのでした
それでも僕は触れないといられないのでした
どちらにも成り切れないのでありました。
と螺旋階段を並べて一緒に居たかった。
、痛かった。